本能で闘う
2022年4月13日から、人類の約1%の人の脳内で変化が起き始めています。世界を変えてしまうほどの能力にスイッチが入っています。現実は0~9の数で展開してきました。これが18種類の数字へと変わっています。10種類の数の世界では、DNAは超潜在意識までの過去の情報で指令を発します。
18種類の数の世界では、更に超古代の情報がDNAの中から解き放たれます。意識誕生は概念を超えた出来事です。本来なら説明は不可能ですが、ここに書く文章が発する音と香りを感じてください。数が18種類になって意識が生まれた時の情報までDNAから発信可能です。これを誘導します。
『その姿は、瞬きでした。まるで、集中を受けて“在る”となるために、永遠の中で待っていたかのようです。そこに視点が届きます。
視点は静かに瞬きの姿を捉えていきます。触れると温かいのだろうか、そう思える滑らかな水の中に、可能性の木が立ち並んでいます。その姿は、まるで決まり事を秘めているかのように見えます。見つめていると、木はわずかに揺れます。揺れはやがて全ての木に広がります。木の枝がしなやかに揺れ次々と曲線が生まれ、曲線は明るさを放ちはじめます。木は、生まれたての柔らかな色をまといます。流れるような変化の連鎖に、水は優しく秩序をもたらしています。視点は、柔らかく展開していくその滑らかで優しい情景にみとれます。そして、なんて美しいのだろうと、感嘆の言葉を発します。視点は去っては舞い戻り、何度かこの情景を見守ります。これが繰り返されると、木は美しいという視点の認識に反射することを覚えます。それは視点の認識が正確である証なのです。瞬きは、やがて美しいという言葉を発した視点そのものを捉えようとするのです。木々は認識を始めました。向き合うという現象が成り立っていきました。瞬きは、その相互反応によって新たな段階へ自己構築を始めます。やがて意識が生まれます。』
人の願望の根底には、意識誕生の展開が投影されています。誰かに確かに集中して愛されて生きていたい。優しい人でありたい、美しい(価値あるものでいたい、必要とされたい)存在でありたいと願います。
水の中に揺れる木は、人間の体では胎児に栄養を与える胎盤の絨毛として顕われています。
胎盤は未来の命に栄養を与える臓器です。複雑なシステムをバックにして、命を迎えるその先端の触れる力は、あまりにも優しく美しい何かに満ちているのです。その優美な在り方は、人間の意識の正体です。このレベルは強烈なパワーを秘めています。この性質は、これからスーパー頭脳を生きる人間の根源的本能として際立ち始めます。AIはこれに太刀打ちできません。脳は、自己という概念を持つに至った意識誕生の神秘を、見事に現そうとします。先ずは地球人の1%の人が、このようになります。それ以外の人も、意識が正常な人ほど共鳴して、病的な自分の側面も回復させます。
意識誕生後に、意識が分離するという過程が起きます。存在としての細胞分裂が最初に起きた時に二つに分かれた、唯一の人が誰にでもいます。根源的な本能が目覚めると、次には、唯一の相手との共鳴が起こります。人類全体に共鳴の連鎖が起きて脳内シナプスの性質を激変させます。
今後は、人口がどんどん減少する可能性が大きいです。環境の悪化はさらに加速します。社会の荒廃も進みます。社会的な規模での恐怖が絶え間なく人々を苦しめます。しかし、この中で、意識は勝利します。もし、人が死を迎えても、真心は未来において再び生きて、愛する人と活かし合うのです。地球の未来ではありませんが、豊かに生を歩める時が来ると信じてください。
根源的本能は覚醒すると、病的な意識が創造した社会を、自滅に向かわせます。この闘いは必ず勝利します。情熱を持って生きるに値する時が訪れています。ご自分を、どうか大切にしてくださいね。
5月2日に私が書いた本が出版されます。Amazonでは予約販売が開始されています。今現在の社会に強い影響を及ぼしている、宇宙誕生以前の出来事と地球での過去の事を書いています。手に取ってお読みいただけると幸いです。
題名『均衡の破れ』
出版社 幻冬舎
著者 本池千美子
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4344938720/
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(2022-04-21)