739人の金星人
アトランティスでは、意識の研究が盛んでした。
人間の脳には、8つの銀河での体験記憶があります。
体験がスタートした最初の銀河を、彼らはシリンと呼んでいました。
シリンは、天の川銀河から遥か遠くに位置しています。
科学者は、シリンに科学施設を持っています。
今とは別の時間の流れにおいて、西暦2064年、地球から完全に人間が消えました。
その随分前から、もう地球に人はほとんどいません。
人間は、宇宙ステーションに暮らしています。
最後の人間は、北欧に暮らす739人でした。
739人には、光の存在が入って、牧神や精霊と共に、コミュニティーを作っていました。
かつては日本のコミュニティーと連帯していましたが、日本では不成功に終わり、ここのみ残っていました。
彼らは、自分達が地球を離れることは、未来を諦めることだと理解していました。
環境が悪化し、これ以上は地上で生きられない状況になり、739人は、強制的に宇宙ステーションに移行させられました。
彼らが作った未来世界を作り上げるエネルギーは、科学者に奪われてしまいます。
人間は、宇宙ステーションの中でも転生します。しかし、とうとう、人間体の維持が難しくなりました。全員がETの体に入って、オリオン人、シリウス人、プレアデス人、エササニ人などになって、ステーションを出ました。
西暦2238年、739人も、人間と金星人との遺伝子を掛け合わせた、5次元体に入り、金星人として生きることになります。
金星の五次元は、自然も豊かです。彼らは未来の文明の種子を、ここでもう一度、作り上げようと考えました。彼らの体は、やがて、その意志によって特殊に地球エネルギーにつながるような仕組みを持つ体になります。
739人に入っている光の存在は、地球に生きていた過去の自分とつながり、北欧で生きる自分に会いに行きます。
地球人の向かう方向が危険であると、過去の自分に働きかけていました。
このような739人の行動は、すべて科学者が把握しています。
そして、739人が過去の自分と繋がりながら、金星で作り出す未来情報を、科学者は全て奪っていきます。
そんな中で、全く新しい時間の流れが、地球時間に始まりました。1956年ごろから地球の時間がもう一度繰り返されました。
時間としては、宇宙ステーションに移住した頃より、8万年以上も未来の時間に、科学者達が作った宇宙があります。
そこには、ワープさせた人間が暮らしていますが、その人間から、コアが抜けてしまいました。科学者は、地球で新たな時間が流れていることを知ります。
かつて、銀河シリンで調べた脳には、そのような青写真はありませんでした。
科学者は、何が起きたのかを知るために、再度シリンにワープしました。
そこには、以前来た時にはいなかったはずの自分がいたのです。
1956年からスタートした新しい時間の流れは、過去までも変えていたのです。
新たに流れる時間では、以前より多くのコアが、この宇宙に出現すると知ります。
この現実に科学者達は強い恐れを抱きました。自分達が完全支配している未来が変化する可能性があります。
科学者は、金星人になった739人の、シリンにいる時の脳が、以前より多くの種類の光を放っていることに気づきます。
739人は、8つの銀河を体験した後に地球にたどり着き、やがて光の存在と共鳴した生き方をします。彼らは強い意志を持っています。
科学者は、光の存在が入る人間の生きる力を、しっかり潰すべきだと考えました。
科学者は、シリンで生きている739人の脳に、地球に到着するまでに、何度も自殺させるような青写真を与えました。
この話の内容を、金星人になった739人の方、または同じコアの方が、お一人でも読んでいただけると、739人全員が、シリンにおいて、青写真へ関与された影響から脱することができます。
そして、一度流れた、地球の否定的な歴史が更に消えます。
この内容を、読んでくださる方の、どなたかが該当されますことを願っています。
【メーゼン音声配信】
https://me-zen.jp/voice/subscribe.html
音声配信では、次の本の内容にも触れながらお話をしています。
「均衡の破れ」幻冬舎(2022年春)
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4344938720/
<前へ 次へ>
(2024-03-23)