アトランティス文明
前回のお話の続きです。
今から43200年前に生きていた二人の女性は、アトランティス文明から来た男性二人と共にアトランティスの科学施設にワープしてしまいます。
女性の名前は、オラルとフセセル。
科学者の男性はメトロカとルクーシャです。
女性達は、科学とは無縁な生き方をしていました。ワープという体験を理解することはできません。
二人の男性は、自分達についてきた女性がいることに気づきません。ここでも二人の女性の姿は見えないままです。
到着した科学施設の建物は、特殊な水でできています。
女性はそこで異様な光景を見ます。
部屋に、たくさんの人間の頭だけが浮いているのです。それには目がありません。
目と脳が抜かれています。人間の脳にA I機能を組み込む最中です。
アトランティスでは普通に行う処置ですが、二人の女性は恐怖を覚えます。
科学者達は、想念を音に変換して脳機能のデータを解読します。
女性の想念は周波数が高く、その装置の枠には収まりません。
しかし、到着して3日目頃から、彼女達の恐怖心が強まり、わずかに想念探知機にキャッチされます。
二人の科学者は、部屋の中に誰かがいるはずだと考えます。
部屋には、入室をチェックする装置があり、許可のない者は活力が吸い取られます。そのために女性達は動けません。
彼女達は、恐怖心からパニックに陥っていきます。
女性達の想念が、どんどんクリアーに観測されます。
メトロカとルクーシャは、見えない存在が確かに部屋の中にいると確信して、同僚を呼びました。
地位の高い科学者は、高い周波数が観測されている事に興味を持ちます。
その周波数なら、人間であるはずがないと考えます。自分達には見えない高次元の存在がいるのだと考えます。
解読した彼女らの想念には、否定的な意志がなく、欲がなく、公平に他者を愛する習性が見られます。
観測した想念は恐怖心であっても、その想念は、豊かな愛情で構成されています。
ただ、恐れは自分達に向けられているということが分かります。
メトロカとルクーシャは、安心させようとして、友好的な思いをテレパシーで彼女らに届けようとします。自分達が古代から二人を連れて来たのだと気づきます。
しかし、古代に行ったことは他の科学者には隠しています。
他の科学者には分からないような周波数で、彼女達に自分が、なんとか助けるからと、テレパシーを送ります。彼女達は、二人の男性に助けを求めます。
彼女達には想念が色で見えます。ほとんどの科学者の想念の色は、見たこともないほど汚れた色です。ただ、メトロカとルクーシャの想念は、それほど汚れてはいません。
科学者達は、彼女が神なのではないだろうかと考えました。
もし神ならば、どれほどのパワーを持っているのかと、警戒しました。
しかし、女性達は危害を加える意思を持っていないと分かります。この窮地から自分自身を救うほどの創造力もなく、歯向かう力がないと知ります。
メトロカとルクーシャは、同僚の科学者達が、これから彼女達の知性を自分のものにしようと、あらゆる事を行うだろうと予想しました。
アトランティスの科学者の研究は、意識の進化に焦点を合わせたものです。
それが宇宙の謎を解くのです。
この研究施設の何もかもは、進化を得るためのものなのです。
そこに、今までに見たこともないほどに進化しているのではと思える存在が彼らの前に現れたのです。
女性達の周波数は素晴らしく、彼らは魅了されていきました。
彼女たちの周波数は、今までに知り得た誰よりも素敵でした。愛さずにはいられないのです。この二人の女性に愛されてみたいと、誰もが思いました。
一部の科学者達は、自分に好意を持つように仕向ける想念を、彼女らの意識に組み込む事を試します。オラルは、その衝撃で気絶します。
フセセルは、倒れたオラルを見て、自分がこの現象に飲み込まれないようにとしますが、朦朧としたまま倒れてしまいます。
彼女らの関心が自分達にないことが分かると、彼女らの体験情報をそっくり奪うことにします。
体験情報を奪う装置が、彼女のそばに置かれます。
彼女らが自分の意志で死を望むようにし向け、本人の意志で、自分を捨てさせます。
自己を構成した体験情報を吸い込むホールが準備されます。
地球の時間が終了した後のことを科学者は理解しています。
進化のスタートラインで優位な位置につくことが、その後の未来での幸運を約束するのだと彼らは知っています。
彼女達は4ヶ月近くも科学施設に閉じ込められ、希望を失い、死を望むようになりました。二人の体験情報は徐々に吸い取られます。
そして、彼女達の体全体の周波数が落ちていきます。
彼女の体がやがてモニターされるようになると、脳と目は体から分離され、コピーされました。
コピーされた脳や意識で人造人間が作られました。体験情報は科学者の体験になりました。人造人間は、さらに手を加えられて、彼らの愛人になります。
5ヶ月後、科学者は、気絶して意識が分離したオラルを、遥か未来のエジプトにワープさせて、12歳の女の子の肉体に入れました。
王の愛人になる予定の女の子です。その王には科学者が転生しています。
この状況を見ていたメトロカは、残っているフセセルだけでも逃そうと考えます。
彼女の目と脳を密かに戻しました。
この女性を自分達が古代から連れて来たことはまだ他の科学者には知られて居ません。
知られないうちに帰そうとします。しかし、ルクーシャは、これに反対します。もし、自分達の行動が知られたら処刑されてしまいます。
メトロカは、古代に行ったら自分も彼女と古代に住む事を決心して、ワープを決行します。
メトロカは、フセセルを連れて単独でワープしました。
相変わらず、彼女の姿は見えませんが、彼女の想念を音に変換できる装置を持っています。メトロカはフセセルは自分を愛していると信じています。
彼女が自分に助けを求めた時、彼は必ず助けると約束しました。
二人の心は繋がっていると、メトロカは信じていました。
とうとう彼女を古代の時間に戻せたのです。
メトロカは、アトランティスでの暮らしがもう我慢できないほどに嫌になっています。
古代でのフセセルとの暮らしに期待をしていました。
しかし、古代の自然界は彼を嫌悪します。
そして自然界はフセセルに、彼がここにいる事で、とんでもないことが起こると告げました。彼女は、自らが招く大惨事を予感して精神は衰弱しきっていきます。
人々が見守る中で、彼女は死んでしまいます。
メトロカは、アトランティスでこれからフセセルを使っての、かつてない大規模な研究が計画されている事を知っていました。その重要な研究対象であるフセセルを連れ去ったのです。彼女が死んでも、アトランティスへは帰れません。
メトロカは、そのまま古代で生きることにしました。
(このお話は、まだ続きがあります。いつか書きますね)
講演会(ワーク)のご案内
ここでご紹介している古代文明は消し去られています。そこに生きていた人は、全員が体験情報を取られています。
他にも消え去った文明があります。
9150年前に消えたエジプト文明。
13291年前に消えた中国の文明。
アトランティスの初期の文明。
いずれも肯定的文明です。そこでの体験情報も消えています。
それらの消し去られた文明を生きていた人が、現代を生きていらしっしゃいます。
その方たちに、過去の体験情報を取り戻していただく作業をします。
豊かに振動していた過去の体験を取り戻し、新しい自分を発見してください。
幸せな自分を取り戻し、人を愛する情熱と躍動の中を生きてください。
日時:二日間にわたって行います。
2023年3月25日(土曜日)10:30~18:00
26日(日曜日)8:30~10:30(※)
会場:新千歳空港ターミナルビル1階 会議室1B
講師:本池千美子 保坂めぐみ
定員:48名
対象:体験情報を失った方が対象です。お申し込みを確認できましたら、こちらから受講が必要であるかどうかの連絡をいたします。必要な方のみ受講可能となります事をご了承ください。
受講料:25,000円(当日現金でお支払いください)
受講申込:次のフォームからお申込みください。
http://gyakutennochisei.jp/form/202303_form4.html
お申込み締め切り:2023年3月5日まで
(※)3月26日(日曜日)午後から、会場を移動して「春祭り」(交流会)を行います。
ほんのひと時、目には見えないかもしれませんが、自然界や牧神や精霊との交流を通じて、共に歩んでいきたいと願う友人達とのあたたかい時間を過ごしていただきたいと思います。
このため、講演会の時間が初日に集中していますことをご了承ください。
「春祭り」は講演会に参加される方が対象です。(参加費3,000円)
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(2023-01-19)